粗食を
- koimoiwao
- 2016年2月26日
- 読了時間: 2分
いとわないわたしですが、味にはうるさいほうです。 素材の風味をしっかりと愉しみたいからで、腹に入ればなんだっていいという訳にはいかない。
忙しいからと食を瑣末にあつかって意気揚々の人はある種の欠陥を抱えているとみて間違いあり
ません。これまでの経験で云えば、そういう方は得てして狂暴な側面をもち、本人はそれに気付い
ておらず、生涯かかわりたくない人種でして味覚の判らない人もそのケがあるナ。 あの確実な関連性はなんなのだろう。
ではおまえさん、毎日三食ご大層な献立をたのしんでいるのかいと聞かれれば粗食だよと即答
できます。同時に今の自分は何で組成されなにを代謝しているのかが気になってくる。
自己診断アプリは 「あなたに宿る信心は誠意と愛情と忍耐です」
などと読んで歯の浮くような回答を示すのですが、ここではアプリによらず確かな根拠を求めたい。 口にいれ咀嚼している食物からじぶんを遡ってみたい。
はい、答えがでました。 それによればワタシ、大豆と納豆菌と焼酎でできています。
厳密にいえば豆腐料理と納豆ゴハン、焼酎のお湯割りを核に漬け物、焼き魚、鶏肉、季節の根菜が
軌道を周回しているのですが、ここでは細菌(納豆菌)という過酷な環境に強い存在に注目したい。
ウィキさんは納豆菌を
「稲にたくさん生息しているよ」
と教えてくれたからには、わたしは稲で出来ていることになりそれじゃ案山子じゃないかということに
なり、いやカカシだけは勘弁してくれというオチになる。
咀嚼して、というゆるぎない過程をもってすれば主成分は納豆菌だろうと見当をつけても果たして、
自分の心臓が納豆菌で動いているとはみなさんいかがなものでしょうか。
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