歯痛に似た…
- koimoiwao
- 2015年5月22日
- 読了時間: 1分
その消息から遠ざかって生活していても、どういう事なのかご本人の声、横顔、しぐさや癖
といったものが時に30年は経っているのに鮮明なままでリフレインされることがありました。
また以前に親しんだ、自らの業をさらしてばく進する作家本のそれまで目立ってはいなかった
背表紙が、俄然チカラと輝きに満ちて眼に飛び込んでくる。
前者の方はふた月前に逝去されていて、「お別れの会」がしめやかに執り行われた時期と重なり
後者では新聞訃報欄に顔写真とともに掲載された日付に乗り上げた印象です。
そういえば東日本大震災前年の12月半ばから始まり、翌年2月頃には寝起きから就寝の間じゅう
湧くように耳から離れなかった「エクソシストのテーマ」。
最近は市川昆の「ビルマの竪琴」劇中曲「白骨街道」にそのリフレインが変っています。
なにも起こらなければ、越したことはありません。

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